というわけで、現在鋭意執筆中なのが、和風ファンタジー小説「九番目の貴方へ」で、そのウェブサイトがhttps://tairaworks.com/nine-race/です。
こちらの作品、魔法も能力も特に存在しませんが、ホモサピエンスもまた存在しません。ファンタジーで言うところの亜人種しかいない世界の物語です。いや、ほとんど人の形態とってないのも多いけど。鯨族とか鴉族とか。
舞台背景を書いていくと、本編が始まる四十年程前に、魔王と勇者の戦いが終わり、しばらくは平和だったものの、魔族に対する差別感情から世界大戦が始まりました。とは言えそれも十年前には終わっています。魔王と戦っていた頃は武器と言えば剣でしたが、大戦期に銃が普及し、現在は刃物と銃が混在しています。世界情勢こそ現在は比較的平和ですが、敗戦国は不平等条約で縛られており、戦勝国も人的、経済的に立ち直りきれていません。いわゆる戦後の世界です。
で、本編ですが、そんな時代にあって裏社会にとある話が舞い込みます。狐族のとある豪商が勇者が失った宝玉を取り戻してくれれば、一億円で買い取るというものです。ちなみに千円で豪邸が建つという感じの貨幣設定ですので、一億円は国家予算と同規模か超える金額です。個人、組織を問わず、裏社会に関係する者は宝玉を探して動き出しました。と言った感じのストーリーとなっております。
ウェブサイトにも書いていますが、全4章構成、全34話予定のところを25話まで書き終わっていて、最後まで書き終わったらタイミングを見つつ公開していこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。
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