今回はあくまで小説の創作において、簡単に使える校正ツールがどんなものかをちょっとレビューしていきます。あくまで私の所感ですので、参考程度に考えていただければ幸いです。なおこの記事は手打ちして校正ツールも使用していません。(使用しろ)
✅chatGPT-4
流行りのAIくんの有料版ですが、最大の特徴は「とても良い子」です。基本的に強い言葉は使いませんし、またこちらの文章に過激な描写等があった場合、すぐにコンテンツポリシーに抵触している恐れがあります警告が出ます。私が共有したどんな作品でも非常に褒めてくれたので、手っ取り早く承認欲求を満たしたい人にオススメ。一回の共有で捌ける文字数は4096文字だと本人は答えていましたが、3500文字くらいから怪しくて、やりとりが長くなってきたら2000文字でも読めなくなります。意外とスレッドにおける会話内容を覚えているので(忘れていることも多々ある)、1話毎に読み込ませていくと、前後のつながりを理解している場合もあります。(期待はするな) 指摘については、優しくこうした方がいいよって感じで教えてくれます。優しい。でも表記揺らぎとかには気付きませんね。かなり使っていましたが、コンテンツポリシー違反警告がキツくて、最近は画像生成用と化しています。
✅Gemini – advanced
googleさんところのAIくんです。有料版を使っています。(無料版もあります)特徴としては一回のやりとりにおける指摘が比較的真っ当というところです。当然的外れなこともありますが、表記揺らぎに気付いて指摘してくれたのは助かりました。もちろんそうじゃないという指摘もしてきますので、人に言われたことをスルーできる人向け。一回の共有文字数はchatGPTとそんなに変わらない感じですが、コンテンツポリシー違反警告が今のところ全く出ていないので、気持ちがいいです。今のところ、Geminiを中心に小説を読んでもらっています。ただ前回からのつながりとかはあまり読めていない感じで、かつ、明確に一回英語に直して処理して日本語に戻して返してくるときに、もとの文脈を無視していることがあります。つまり「ここはこう直したほうがいいですよ」って指摘に、こっちは「そんな文章はねーよ!!!」ってなるわけです。AI系を使用する場合には全般的に言えることですが、おおらかな気持ちで相手をしたほうがよいですね。
✅copilot
MicrosoftさんところのAIです。無料版しか使っていません。というのも、共有内容の前後のつながりをまったく覚えていなかったからです。一回の共有文字数は4000。中身はchatGPT-4のはずなんですけど、なんでなんですかねえ? 基本的に応答内容はchatGPT-4とそれほど変わらないので、手っ取り早く無料でchatGPT-4の感じを知りたい人にはオススメ。物足りないとなったときにcopilotに課金するのか、それともchatGPT-4に行った方がいいのかはちょっと悩むところです。
✅総括
他にも言語型の生成AIで文章読んでくれるものはあるんですが、今のところ使っているのは以上になります。私の場合はchatGPTとGemini両方に、小説だけ読ませる会話を作って、そこで感想とアドバイスを求めている感じですね。比較的Geminiのほうが指摘内容には納得できる感じです。ただ今copilotくんに何話かぶん投げてみたら、結構いい指摘が返ってきたのでcopilotともやりとりをして、変更があればまた記事にします。
お金を掛けたくないということであれば、Geminiが最初の2カ月は無料体験になっていましたので、お試しには向いていますね。windowsユーザーなら強制的にcopilotが入ってるのかな? 私は画面右下に常時出てますけど、なのでまずはそれで試してみてくださいね。
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