前回紹介したワンの契約者もWeb上では一応完結しているのですが、今日は他の完結作についてご紹介させていただきたいと思います。
パラレル日本を舞台に繰り広げられる能力者バトルもの。執筆自体はかなり古く、自分の創作サイトで公開していたものを小説家になろう様に転記したものになります。とある病気に感染した者たちのほんの一部が覚醒する特殊能力を巡って、治安を守ろうとする「特種捜査機動隊」(うろ覚え)と、社会から爪弾きにされた能力者を受け入れて自前の戦力を整えている「観堂寺」(うろ覚え)の抗争と、パンデミックを防ぐために感染者たちが山中の小都市に完全隔離された世界を描いたビフォアアポカリプス作品で、ウィルスサイズの異星人に地球が侵略されていく物語という裏設定があります。なので感染者が増えると統合人格みたいなのが発生するんですね。実は。
登場人物がほぼ全員感染者なので救いは無いんです!(人の心とか無いんか)本文書き始める前の殴り書きに「ウィルスに造り替えられた我々は何に祈れば良い?」「六十兆の神に、さ」(人間の細胞の数がおよそ六十兆)って会話があった記憶がありますね。
「彷徨のレギンレイヴ(小説家になろう)」「彷徨のレギンレイヴ(カクヨム改稿版)」
上記のレッドアイズとほぼ同時に構想が始まっていたので、書き始めるまで十年近く寝かせていた作品。元々は地球を脱出する非冬眠型移民船の中で起きる様々なトラブルを描く作品でした。気が付けば、移民後5万年が経ち、星間文明は崩壊、人類は他の星からの入植者あることも忘れ、旧文明の燃料であり精神感応物質であるエーテルを操作する技術を魔法と呼んでいるファンタジーっぽい世界を描く作品になっていました。
なので最初は浮浪児の少年が古代文明の力を手に入れて成り上がる話となっています。
SF設定は丸々生きていたので第一部ラスト付近からファンタジーとは? と首を傾げる展開が続き、ラスト付近では宇宙艦隊戦をやっていますね。カクヨム版ではエピローグが追加され、本編から一万五千年が経過しています。俺たちの戦いはこれからだって終わり方で、一万五千年後もまだ戦ってたというのは中々無いのではないかと思います。まだ数億年は戦い続けることでしょう。
「バトルダンスアンリミテッド(小説家になろう)」
なんか気が付くと書けていた不思議な作品。物凄く短期間で書き上げた覚えがあります。なんというか書いたというより、何かに書かされた感すらありました。すでにある物語を自分の手で表現だけさせていただいたというような。
ふんわりしたことを言っていますが、中身はゴリゴリの空飛ぶパワードスーツでのバトルスポーツものとなっております。(ちょっとラブコメ要素あり)
本作に出てくるバトルドレスの設定は、「彷徨のレギンレイヴ」で出てくるドレス(装甲服)に通じる技術なので、時代こそ大きく違いますが、これらの作品は繋がった同じ世界のようなパラレルな物語です。なんで性能退化しているんですかねえ。DRESSにDirect Reactive Electoric Support Systemって当て字出来た時は嬉しかったですね。レギンレイヴの頃は戦場に着ていくドレスだってくらいの設定でしたし。
自分では滅茶苦茶面白いと思っているので色んな賞に応募しましたが、大体二次落ちでした。他の作品でも一次は行けるんだよ。一次は。
「ダークエッジクロニクルオンライン ~辺境世界の釣り馬鹿野郎~」
完結作品に入れていいのか迷うところではありますが、一応完結ボタン押したので。なんも解決していないけど。実はもなにも本作はバトルダンスアンリミテッドと同一世界の数年後を舞台としています。主人公の苗字が一緒だから、色々察していただけるはず。三津崎家の遺伝子どうなっとんねん。なお三津崎という苗字は日本には無いようです。ネットで調べた。
私(作者)はゲームにおけるサブ要素というと釣りというくらい、ゲームの釣りが好きなんですが、その好きだけを元ネタにフルダイブMMOを書いてみようという思いつきの結果が、特になんも起きないまま作品も終わっちゃった。
今のところ公開している短編以外の完結作品はこんなもんですかね。2ちゃんのSSスレに投稿していたSSなんかもネットの海には残っているのが確認できているのですが、二次創作なので止めときましょうねえ。
エタってる作品は紹介しません!
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